ごめん、やっぱ忘れたかも
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「学校にでも行くか」
とりあえず家でゴロゴロしても眠れないし、さぼり癖は付いているが、たまには学校へ行くのもいいだろう。もしかしたら退屈な授業聞いて眠れるかもしれないし。
「出席を取るぞー」
いつもの風景。変わり映えのしない毎日。それでも少しずつみんな歳をとっていってることに気づいていない。そんな朝の風景。
「川野ー。川野―?お、川野は休みか?」
川野。羽山と同じクラスメート。羽山と同じでクラスから浮いている存在。誰からも特に声をかけられず、静かに空気のように佇んでいるようなやつ。そして、なぜか羽山と気が合う。
「なんだいねーのか。珍しい。これは今日一日が退屈な気がしてきたぞ」
川野を学校にいる間の退屈しのぎにしか思っていない羽山だが、どうせあっちだって同じことだ。お互いさまというやつだ。まあそれでもたとえ羽山がいなくてもしっかりと学校へ行く川野には頭があがらないのだが。
予想通り、学校での授業、休み時間すべてにおいて羽山にとって退屈なものになった。そして面白くもない授業を聞いてもちっとも眠くなりはしない。
「これなら羊数えてたほうがまだましかもしんね・・・」
あの時は本当にひどい目に合っ(orわされ)たと思っている。二度と数えてやるもんかとは思ったがこれほどすることもなく時間を垂れ流しにしてしまうと、あっちのほうがまだましのように思えてしまう。
放課後。夕焼けの光が差し込む教室には、羽山だけしかいない。さっさと帰ればよかったものだが、今日の選択の反省を行っているうちにクラスの奴らは部活なり帰宅なりで教室を出ていったようだった。
「結論」
そう言って、一人教室の中で羽山は喋る。もちろん誰も聞いてはいない。
「一人で学校に来るのは予想以上に駄目だな」
そして教室には誰もいなくなった。
repeat hologram dreams
とりあえず家でゴロゴロしても眠れないし、さぼり癖は付いているが、たまには学校へ行くのもいいだろう。もしかしたら退屈な授業聞いて眠れるかもしれないし。
「出席を取るぞー」
いつもの風景。変わり映えのしない毎日。それでも少しずつみんな歳をとっていってることに気づいていない。そんな朝の風景。
「川野ー。川野―?お、川野は休みか?」
川野。羽山と同じクラスメート。羽山と同じでクラスから浮いている存在。誰からも特に声をかけられず、静かに空気のように佇んでいるようなやつ。そして、なぜか羽山と気が合う。
「なんだいねーのか。珍しい。これは今日一日が退屈な気がしてきたぞ」
川野を学校にいる間の退屈しのぎにしか思っていない羽山だが、どうせあっちだって同じことだ。お互いさまというやつだ。まあそれでもたとえ羽山がいなくてもしっかりと学校へ行く川野には頭があがらないのだが。
予想通り、学校での授業、休み時間すべてにおいて羽山にとって退屈なものになった。そして面白くもない授業を聞いてもちっとも眠くなりはしない。
「これなら羊数えてたほうがまだましかもしんね・・・」
あの時は本当にひどい目に合っ(orわされ)たと思っている。二度と数えてやるもんかとは思ったがこれほどすることもなく時間を垂れ流しにしてしまうと、あっちのほうがまだましのように思えてしまう。
放課後。夕焼けの光が差し込む教室には、羽山だけしかいない。さっさと帰ればよかったものだが、今日の選択の反省を行っているうちにクラスの奴らは部活なり帰宅なりで教室を出ていったようだった。
「結論」
そう言って、一人教室の中で羽山は喋る。もちろん誰も聞いてはいない。
「一人で学校に来るのは予想以上に駄目だな」
そして教室には誰もいなくなった。
repeat hologram dreams
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