ごめん、やっぱ忘れたかも
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私はその箱を踏み潰した。
バキッという音ともに何かが壊れた感触があった。そしてその感触がひどく気持ちいい。
同時に大切な何かが一緒に壊れた気がした。
「あはっ」
笑いが込み上がってくる。
「あははっ、あははははははははは」
笑っているのに涙が止まらない。壊れた何かは本当に大切なモノだった気がするけど、涙と一緒に流れていってしまう。
でも、そのぐしゃぐしゃにつぶれた箱をわずかに残っている壊れてしまった大切な何かと一緒にゴミ箱へ放り投げる。これでもう大丈夫。まだ私の新しい生活は始まったばかりなのだ。やり直せる。
ふと、カーテンの開いた窓から空を見上げると、半円が白く無機質に光っている。
「ああ・・・姉さん私、これから姉さんの分まで幸せに生きるわ」
だってそうじゃないと、私があなたに成り代わった意味がないじゃない?
同時に大切な何かが一緒に壊れた気がした。
「あはっ」
笑いが込み上がってくる。
「あははっ、あははははははははは」
笑っているのに涙が止まらない。壊れた何かは本当に大切なモノだった気がするけど、涙と一緒に流れていってしまう。
でも、そのぐしゃぐしゃにつぶれた箱をわずかに残っている壊れてしまった大切な何かと一緒にゴミ箱へ放り投げる。これでもう大丈夫。まだ私の新しい生活は始まったばかりなのだ。やり直せる。
ふと、カーテンの開いた窓から空を見上げると、半円が白く無機質に光っている。
「ああ・・・姉さん私、これから姉さんの分まで幸せに生きるわ」
だってそうじゃないと、私があなたに成り代わった意味がないじゃない?
(END1. BADEND)
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