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ごめん、やっぱ忘れたかも
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とある日の愚者共の会話
(うろ覚えなので一部バイアスかかってる可能性あり)


何故か話の途中でヒモの話が出てきた

僕「ヒモってなんかよくね?」

「まぁ、研究職になれるくらいの頭ならそれもいいかもね」

僕「ふむ、でもなんかずっとだらだらしてみたくもあるよね」

僕「ゆくゆくは専業主夫とかいいかもね」

(ま、僕のスキルじゃ無理ですけどね)

「男だったら養いたいじゃろ?」

「いやいや、結構高学歴な女の人とかもいいかもね」

「銀座のホステスとか学ありそうじゃない?」

僕「っていうかいっそ女社長に飼われてみたいね」

「「おーい」」

「トンの妄想がなんかひどくなってるわー」

そんなことはありませんて

まだまだ普通ですて

僕「いやーそういう経験ってそんなに無いじゃん?」

僕「もし経験できたら貴重なもんになると思うんだよね」

できない経験これ妄想


妄想族の基本でございます



僕「車の鍵って運転中は開けといた方がいいんじゃないの?事故った時出れんくなるし」

「でもこの前友達が運転中にナンパ目的でドア開けて入られたらしいからね」

「え、それはどうなったの?」

「そのときは男の友達が追い払ってくれたんだって」

「ふーん」

「でもさ、今乗ってるのって全員男じゃん?こんなの誰が何の目的で侵入するんだよ」

「まぁ、金か、男?」

「ホモか!ホモなのかぁ!」


「でもまぁ金目当てなら全員巻き上げるだろうね」

僕「ああ、そうだね、その通りだと思うよ」

「そうだ、経験者だもんね」

(一応未遂で終わったがな!)

僕「あのさ、逆ナンっていうの、あるじゃん?」
「うん」

僕「それって全ナンパに対してどれくらいの割合なんだろうねー」

「さぁ?」

「ここら辺でもあるのかな?」

「無いんじゃない?」

「でもさ、逆ナンされたらそれはうれしくない?」

「なんで?」

「だってそこそこいい奴か金持ってるように見えるって事でしょ」

「でも金目当てってのはしょっぱいね」


「「「うん」」」


まぁ あれだ


僕(等?)にはそんなことは起きないだろうからどうでもいいんですけどね


結論:やっぱお互いに支えあうような関係がベターなんでしょうな
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 よし、ここは大きく動かなければ。もう時間も無いし。近づいて話してみよう。

「やあ、学校の帰り?」

 乙女は、すこしびっくりしたようだが、それは一瞬だけだった。

「はい、ちょっとお友達と作戦会議なんです」

「作戦会議?」

「はい、秘密の作戦会議です」

「そうなんだ。実は僕も友人と作戦会議中。一緒だね」

「そうだったんですか。奇遇ですね」

 そこで乙女を呼ぶ友達の声がしたので、「それでは、また」と言って友達の座る席へと駆けていった。

「うむ、楽しいひと時であった」

 元の席について開口一番私は率直な感想を漏らした。

「それはお前さんだけに言えることかもしれんがね」

「ぐっ」

「まあ、それはそれはさておき、さっさと作戦を立てるぞ。なにしろ我々には時間がないのだ」

「正確には、お前だけな」

 結局、私が思いついた作戦は、「出来るだけ乙女に接触を試みる」と言うことに落ち着いた。そこから先は、出たとこ勝負だ。リスクを負わずして、おそらく得るものは無い。
 しかし時間も無いのは事実だ。実際、リミットまで一週間を切って週も後半だ。

「守備は順調かい?」

「うむ、順調に切羽詰っている所だ」

 教室で、一つの机で向き合って友人が経過を尋ねて来た。

「あー、早く当日にならないかなあ、お前の無様な姿が今から目に浮かんで大変なんだよね」

「ふん。あとで吠え面かいても知らんぞ」

「じゃあ、そんなお前にプレゼント。ほいよ」

 ぽいっと投げ出された物を手に取る。生物の教科書だ。裏を見ると、かわいらしい字で乙女の名前が書いてあった。

「これ、どうしたんだ?」

「ん、さっき移動教室で授業あったときに偶然彼女忘れて行っちゃったみたいなんだよねー」

「・・・お前。そんな偶然あるわけなかろうが」

「まあまあいいじゃない。俺はたまたま落ちていた教科書を拾った。でたまたまお前がいたから、お前が拾ったことにした。そういう訳だからさっさと行って来い。長引けば長引くほど怪しまれるぞ」

「お、おう」

 しかし、乙女の所有物をくすねるとか、どれだけ手グセが悪いのか呆れてしまう。

「あの、これ」

「あ、それ!」

 乙女が驚いた顔で、教科書を受け取る。

「うん、さっきの教室に落ちてた」

「拾ってくれたんですか!ありがとうございます」

 クラスメートにも丁寧な言葉遣い。これは断じて乙女との距離が遠いという事を示しているのではない。おそらく。

「そういえば、この前の作戦会議って何?」

「えっ、ああ、あれですか」

 そういいながら、指を唇に当てて、

「秘密です」

「秘密ですか」

「はい」

 「・・・うん、それじゃ」

 間が持たない。

「はい、ありがとうございましたー」

 こうして、私は乙女に教科書を届けるという大役は見事に果たしきった。

 ・・・訂正しよう。彼女との距離は素晴らしく離れている。

 ついにこの日がやってきてしまった。結局乙女とはほとんどと言っていいほど進展していない。それでも最後の望みを託して、私は学校へとやってきた。

 一番乗りで教室に入り、そして、私は気付いたのだ。

「そういえば・・・・・・今日は、土曜日か・・・・・・」

 最大のミスである。やはり私はここぞというところで機会に恵まれていなかったのである。

「ほれみろ。俺の言った通りじゃないか」

 穏やかな朝日の射す静かな教室で、私は友人からの電話を受けていた。

「ああ、そうだな。お前の言ったとおりだ。所詮俺はダメだったのだ」

「ふむ、後悔してるか?」

「そうだなあ、もうちょっと強引に行けば良かったのかなあ」

「それなら最後のチャンスをやるよ」

「は?」

 そのとき、がらっと戸の空く音がした。同時に「じゃあ後は頑張れよ」と言う声が聞こえて通話が切れた。















 それから私がどうなったのかということは、多くは語らない。ただ私は浪人生となり、乙女は大学生となった。しかし、私にも新しい目標ができた。

 私はいま、乙女と同じ大学へ入学するべく、勉強の日々を送っている。乙女は今、充実した大学生活を送っているに違いない。私も早く彼女に追いつくべく、日々難解な問題に挑む毎日だが、成績はそう簡単には伸びてくれないものである。未だに私と彼女の距離はいろんな意味で、遠い。

 人生そんなに甘くない。

 夜の勉強の合間に、ため息をついていると携帯が鳴った。即座に、携帯を手に取り、通話ボタンを押す。

「もしもし、・・・・・・」

 ここ最近の週に一度の楽しみである。この時間のために生きていると言っても過言ではないかもしれない。今はそれで十分だ。

 多くは語らないが、一つだけ言っておこう。それでも私は今、非常に幸せなのである。

(GOOD END)


 私は乙女に軽く手を振ってみた。乙女は少し驚いた顔で控えめに手を振り返した。そして、先に席に座っていた友達の所へと小走りに去っていった。

「なあ、失敗したっぽいんだけど」

「さあね、それは彼女のみぞ知るところだよ。まあ友人として言わせてもらうと、押しが一つ足りない気がするけどね」

「うるさいわい。確かに一歩は踏み出したんだから、それでいいじゃないか」

「その一歩を踏み出す方向が間違ってなければいいけどね」

「ぐっ」

「まあ、それはそれはさておき、さっさと作戦を立てるぞ。なにしろ我々には時間がないのだ」

「正確には、お前だけな」

 結局、私が思いついた作戦は、「出来るだけ乙女に接触を試みる」と言うことに落ち着いた。そこから先は、出たとこ勝負だ。リスクを負わずして、おそらく得るものは無い。
 しかし時間も無いのは事実だ。実際、リミットまで一週間を切って週も後半だ。

「守備は順調かい?」

「うむ、順調に切羽詰っている所だ」

 教室で、一つの机で向き合って友人が経過を尋ねて来た。

「あー、早く当日にならないかなあ、お前の無様な姿が今から目に浮かんで大変なんだよね」

「ふん。あとで吠え面かいても知らんぞ」

「じゃあ、そんなお前にプレゼント。ほいよ」

 ぽいっと投げ出された物を手に取る。生物の教科書だ。裏を見ると、かわいらしい字で乙女の名前が書いてあった。

「これ、どうしたんだ?」

「ん、さっき移動教室で授業あったときに偶然彼女忘れて行っちゃったみたいなんだよねー」

「・・・お前。そんな偶然あるわけなかろうが」

「まあまあいいじゃない。俺はたまたま落ちていた教科書を拾った。でたまたまお前がいたから、お前が拾ったことにした。そういう訳だからさっさと行って来い。長引けば長引くほど怪しまれるぞ」

「お、おう」

 しかし、乙女の所有物をくすねるとか、どれだけ手グセが悪いのか呆れてしまう。

「あの、これ」

「あ、それ!」

 乙女が驚いた顔で、教科書を受け取る。

「うん、さっきの教室に落ちてた」

「拾ってくれたんですか!ありがとうございます」

 クラスメートにも丁寧な言葉遣い。これは断じて乙女との距離が遠いという事を示しているのではない。おそらく。

 「・・・うん、それじゃ」

 間が持たない。

「はい、ありがとうございましたー」

 こうして、私は乙女に教科書を届けるという大役は見事に果たしきった。

 ・・・訂正しよう。彼女との距離は素晴らしく離れている。



ついにこの日がやってきてしまった。結局乙女とはほとんどと言っていいほど進展していない。それでも最後の望みを託して、私は学校へとやってきた。

 一番乗りで教室に入り、そして、私は気付いたのだ。

「そういえば・・・・・・今日は、土曜日か・・・・・・」

 最大のミスである。やはり私はここぞというところで機会に恵まれていなかったのである。

「ほれみろ。俺の言った通りじゃないか」

 穏やかな朝日の射す静かな教室で、私は友人からの電話を受けていた。

「ああ、そうだな。お前の言ったとおりだ。所詮俺はダメだったのだ」

 日差しは暖かかったが、おそらく最後だったチャンスを逃した私の心は酷く陰鬱だった。

(BAD END)


7.
「本当に眠れるんだろうな?」

 川野の目を見つめる。

「分からないわ。ただ色々と試した中で、まだ一度も試してない選択肢ではあるわね」

「・・・そうか」

「どうする?いやならそこで黙って見とくかさっさと家に帰ってまた同じ一日を繰り返せばいいと思うわ」

 人がぐちゃぐちゃにつぶれる瞬間なんて見たくもないでしょう?

「いや、それはそうだけど・・・」

 
「そろそろね・・・」

 時計を確認して川野は歩道へと向き直る。

「それじゃあ、私はいつだってこの道を進むけれど、もしかしたら他に方法があるかもしれないわ。次の私によろしくね」

 そういって川野が歩道に身を投げた瞬間、乗用車が角を曲がって侵入してきた。

 そうか、川野や俺は、あれに轢かれて死んじまうんだな。

 無意識のうちに手が伸びていた。

 川野の目の前を、何事もなかったように乗用車が通り過ぎる。


「・・・・・・なんで止めたの?」

「なんつうかさあ」

 羽山は頭をかきながら言葉を探す。

「俺ってその事実今知ったわけだし?」

そう言って、歩道に立たせて羽山は言う。

「なんで俺とお前が一緒に死んだっていっても何で学校さぼっていっしょにいたのかも知らんし」

「そういうわけでだな、俺はまだまだ色々と試してないんだよ。それでこのループ?から抜け出す方法を一緒に考えてみようかと思うだけど・・・」

「・・・・・・無理だと思うけど」

「まあまあ、三人寄れば文殊の知恵っていうじゃない?二人だけど。まだなにかやってないことってあるかもよ?」

 じっと睨みあう。二人の合間を蝉の鳴き声だけが通過していく。

「前から思ってたけど。羽山君の、そういう楽観的なところ、私すごく嫌いなのよ」

「ぐっ、・・・・・・ごめん」

 ふぅ、とため息をついて、

「1年よ」

「え?」

「1年!今から1年二人で力を合わせる、それでも駄目だったら今度こそ一緒にもういちど死ぬと、約束しなさい」

「・・・・・・わかった」

 交渉成立ね。そうしてようやく川野はひとまずの所、納得したのだった。

「さて、それじゃ、今から学校行きますか」

「え?なんでそうなるの?」

「このまま家に帰ってもどうせ明日なんて来ないわよ。さっさと抜け出すために何か案がないか考えておきなさい。明日からはまた、手当たり次第にやっていくわよ」

 作戦会議するわよ。

 そう言ってさっさと川野は歩き出す。

「・・・・・・やれやれ」

 夕焼けを背に颯爽と歩いていく彼女に追いつくため、羽山は駆け出した。

welcome to endless 9/30.

6.
「もっと別の方法があるんじゃないのか?」

 羽山は言う。

「そんなことしなくても、もっと何か、別の方法があるんじゃないか?生きてこのループから逃げる方法が!」

「そんなの見つかってたら、とっくに抜け出してるわよ」

「考えられる方法はこれしかないのっ!あなたに何が分かるっていうの?今まで何年、いや何十年同じ一日を繰り返してきた私の何が分かるっていうのよ!」

「・・・・・・」

「いいわ。別にどうせ今日のことなんて明日になれば軒並み忘れてるでしょうし。とりあえず今日の私は死ぬわ。次の私によろしくね。明日の羽山君も頑張って無駄な努力を、頑張って」

そして横断歩道に彼女は飛び出した。

 それからは一瞬のことだった。

 すべてがスローに見える中、倒れ込む彼女に向って、着実に近づく乗用車。おそらくあの車が何年、いや、何十年も前の今日、羽山たちの命を奪ったのだろう。

 考える暇もなく、羽山は歩道に飛び出し、川野に手を差し伸べて、



 ありがとう。




 そんな言葉喋る時間も無かったはずのこの刹那の時間に、羽山の耳にそんな声が聞こえてきた。




















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性別:♂
為人:学生で眼鏡で所謂KYのくせに心はソーダ硝子

でもめげない…多分

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