東京へ行こう３１

広島へ帰る新幹線の中

とある自由席の三人席の真ん中に僕は座っていたんですけど

京都で降りた左に座ってるおっさんは寝ながら譫言をよく呟きながらいきなりがばっと起きる、というのを繰り返し


右に座ってる女性からは香水ではなく非常にお弁当の香りが漂っている

それで、もぐもぐとお弁当を食べていて、食べ終わった後もお弁当の残り香が漂っている

萌えた

嘘です

そのあと僕は左の窓際へと席を移り、僕と弁当の女の人との間におばさんと女の人が座っていた

黒い服の女の人は相当眠いのだろう

頭を垂れて寝ていたのがつらくなったのか、目の前の後部座席についている簡易テーブルを出して眠っていた

そしてちょっと香水臭かった

（いや、別に無臭フェチとかそういうのではなくて）

（それほど嫌いな匂いではなかったですよ）

という考察をしている間に「とらドラ！」と「家族八景」を読了


我ながら久しぶりに読書速度が速かったなあと思う四時間であった


というわけで広島駅です