ごめん、やっぱ忘れたかも
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(どうやら勘違い?別に0時00分じゃなくてもいいのかな)
無謀にも参加をしてみたハロウィンパーティーの本会場はコチラです
僕のなんか比べ物にならんくらいの良作が集うのでこっち見るよりそっちを見たほうが断然いい
ちなみにこの記事は、携帯で見ると追記が崩れるので見るならPC閲覧推奨
内容に関しては、文才はないし衝動的なものだったからそれは許してとしか言いようが無い
っていうかまだこれから今日が終わるまで時間あるから、他にもなんか作ってみるか
(いや、そこは自重しようぜ)
(追記:自重せずにとりあえず話の続きを考えてみました
無謀にも参加をしてみたハロウィンパーティーの本会場はコチラです
僕のなんか比べ物にならんくらいの良作が集うのでこっち見るよりそっちを見たほうが断然いい
ちなみにこの記事は、携帯で見ると追記が崩れるので見るならPC閲覧推奨
内容に関しては、文才はないし衝動的なものだったからそれは許してとしか言いようが無い
っていうかまだこれから今日が終わるまで時間あるから、他にもなんか作ってみるか
(いや、そこは自重しようぜ)
(追記:自重せずにとりあえず話の続きを考えてみました
なんか煮え切らない感じがしたので補完を考えてみたんですけど、補完になってねー
むしろ話は余計にカオティックな方向に?)
↓のお題はJack 0' Lantern
********************************
「あ、こんばんは」
「?はぁ、こんばんは」
10月31日。夜。
空には雲がかかっていて、今夜はとても暗い。近くのコンビニで買い物を済ませ、人気の少ない帰り道の途中で、通りすがりのカボチャに絡まれた。
空には雲がかかっていて、今夜はとても暗い。近くのコンビニで買い物を済ませ、人気の少ない帰り道の途中で、通りすがりのカボチャに絡まれた。
カボチャは、手には赤く光るちょうちんを持っている。その灯りでぼんやりと不気味にカボチャが浮かび上がっていていかにもアレだ。
胡散臭い。
胡散臭い。
「今日は何の日か、知ってます?」
「その格好からすると、ハロウィンかなんかですか?」
「ええ、ええ。その通り。今日はハロウィンですよ」
カボチャはニヤニヤしている。というかニヤニヤした顔になるよう彫られてあるので、ニヤニヤ顔しかできないのだろう。不憫なカボチャだった。
「でもなんか、アレですね。ハロウィンのアレには微妙になりきれてませんよね」
「何言ってんですか。なりきるも何も、由緒正しく、天国にも地獄にもいけずに、こうして彷徨ってるわけじゃないですか」
「はぁ、そうなんですか」
「はぁ、そうなんですか」
「それより、ちょっと、お話に付きあってもらえませんか?」
さっきコンビニで買ったビニール袋の中身を見る。雑誌とカップ麺と、ビールが二缶。
「いいですよ。じゃ、一緒に飲みます?」
*****************************
「いやね、私もそろそろいいかげん、安住の地を見つけたいんですけどねぇ。……ヒック」
「はぁ」
「でも、ワタシカボチャでしょぉ?安住の地なんて見つけてそこにどっかと腰を下ろしたら、誰かに食べられるんじゃないかと思って不安で不安で」
何故か公園でカボチャの愚痴を聞く羽目になっている。
「いやぁ、ヒック。まったく神様も私の事邪魔してる気がするんですよねぇ。何が『お前は天国にも地獄にも行けない』だっ!あーあー、あの下種がっ!今度会ったときはボッコボコすっぞるぁあっ!」
酒癖悪いカボチャだったー。ビール一缶しか飲んでないのに、既にうざったい。
「まぁまぁ落ち着いて」
さっさと切り上げたくなってきた。
「あー、カボチャさんカボチャさん」
「なんらよぅ?」
「寒くなってきたんで、そろそろ帰って寝ようと思うんですけど、カボチャさんはどうされます?なんならどこか店に行って飲み直します?」
一応嫌がってなく見えるように切り出してみる。これで店に行くとなったときは、まぁしょうがない。
「何言ってんの、アンタ。カボチャがお店に入れるわけ無いでしょうが」
そりゃごもっともで。
「私ですか?私はこの後も彷徨い続けますよ。なんたってカボチャですから」
「カボチャも大変ですね」
「カボチャも大変なんだよ」
うんうんとカボチャが頷いている。
二人ともビールを飲み終えると、なんと無しに立ち上がる。それは、奇妙な邂逅の終わり。
二人ともビールを飲み終えると、なんと無しに立ち上がる。それは、奇妙な邂逅の終わり。
「楽しかったよ、今夜は。また、いつかのハロウィンにでも会いたいね」
「ははっ、俺は勘弁ですね」
「つれないねぇ。今でも世界のどこかでは殺しあったりする人もいるのに、そういう間柄じゃないんだからさ、いいじゃない。一期一会ってこの国のコトバ、私は好きですよ」
「僕は相手によって一期一会を感じるか感じないかが決まります」
殺し合い、か。そういえば昔そういうものに関わったことがあったっけ。昔とんでもない女の子がいたな。彼女は今でも殺戮を繰り返しているのだろうか。
「しかしこの町はホント不気味な町ですねぇ。貴方もそう思いませんか?」
酔いが一瞬で醒めるのか、このカボチャ。
「はぁ、そうですね。外を歩けばカボチャさんに会うくらいですからね。それじゃなくても人間じゃないのが少し多いかもしれません」
「おや?貴方もそういうのに関わった口ですか」
「ええ、まぁ。一度だけ。もうごめんですね。あんなのは」
あれは本当に勘弁願いたい。そこらのスプラッタ映画より凄みがある。
「ははは、それは外れくじですね。いい時はもっといいのに会えますよ」
「それは妖精とか?」
「ええ、羽の生えた妖精とか」
殺し合い、か。そういえば昔そういうものに関わったことがあったっけ。昔とんでもない女の子がいたな。彼女は今でも殺戮を繰り返しているのだろうか。
「しかしこの町はホント不気味な町ですねぇ。貴方もそう思いませんか?」
酔いが一瞬で醒めるのか、このカボチャ。
「はぁ、そうですね。外を歩けばカボチャさんに会うくらいですからね。それじゃなくても人間じゃないのが少し多いかもしれません」
「おや?貴方もそういうのに関わった口ですか」
「ええ、まぁ。一度だけ。もうごめんですね。あんなのは」
あれは本当に勘弁願いたい。そこらのスプラッタ映画より凄みがある。
「ははは、それは外れくじですね。いい時はもっといいのに会えますよ」
「それは妖精とか?」
「ええ、羽の生えた妖精とか」
それは、羨ましいかもしれない。
カボチャはにたにたした顔で、
「まぁ逢うときは逢ってしまうもんですからね、こういうのは。いやぁしかし今夜は愉快だ。貴方にはまた会いたい。その時は、またお相手をよろしくお願いしますね。では」
行儀よく挨拶をして、ふらふらと、上機嫌で赤い光が暗い闇の中を歩いていく。
「だから俺は、勘弁だって」
ぼんやりとした灯りは、次第に見えなくなって、夜の闇に紛れてしまった。
「だから俺は、勘弁だって」
ぼんやりとした灯りは、次第に見えなくなって、夜の闇に紛れてしまった。
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Comment
無題
はじめまして
ハロウィン企画から飛んできました
あまり絡んだことはないのですが どうぞよろしくお願いします!
この文章 好きだなぁ!
うん。好みです こういう感じ
軽妙ですねー
一期一会のくだりとか 技を感じます
途中のホラーな女の子のことが ちと分かりませんでしたが
過去の作品にでてくるのかな?
こんなかぼちゃなら 絡まれてみたいです^^
楽しませて頂きました ありがとうございます!
ハロウィン企画から飛んできました
あまり絡んだことはないのですが どうぞよろしくお願いします!
この文章 好きだなぁ!
うん。好みです こういう感じ
軽妙ですねー
一期一会のくだりとか 技を感じます
途中のホラーな女の子のことが ちと分かりませんでしたが
過去の作品にでてくるのかな?
こんなかぼちゃなら 絡まれてみたいです^^
楽しませて頂きました ありがとうございます!
Re:okinaさん
なんか他の人のが凄過ぎで、軽く欝入りそうです
カボチャ親しみ深いですかー
でも現実にこういうのがいたらウザいだけですよね
まず挨拶された瞬間にちょっと引きますよね 多分
そして何事も面倒ごとは遠くから見るのが楽しいですからね
ブログデザインは明日朝起きたら元に戻す予定です
ポップな感じは結構気に入ってるんですけど、多分戻します
カボチャ親しみ深いですかー
でも現実にこういうのがいたらウザいだけですよね
まず挨拶された瞬間にちょっと引きますよね 多分
そして何事も面倒ごとは遠くから見るのが楽しいですからね
ブログデザインは明日朝起きたら元に戻す予定です
ポップな感じは結構気に入ってるんですけど、多分戻します
Re:恵以子さん
初めまして
こちらこそよろしくお願いします!
例のホラーな女の子を動かしてる文章は、一人にしか見せたことがないんですけど、いつか日の目を見せたいなーと思ってる子です
なんていうか、別に話の中に回収しないライン張ってもいいかなーと思って出してみました
男と女の子の間には多分血みどろの何かがあったんだろうと思います
こんな拙い文章ですが、楽しんでいただいて何よりです
こちらこそよろしくお願いします!
例のホラーな女の子を動かしてる文章は、一人にしか見せたことがないんですけど、いつか日の目を見せたいなーと思ってる子です
なんていうか、別に話の中に回収しないライン張ってもいいかなーと思って出してみました
男と女の子の間には多分血みどろの何かがあったんだろうと思います
こんな拙い文章ですが、楽しんでいただいて何よりです